介護業界について

介護職のアンラーンについて

介護職は資格職であり、専門職であるので
どこに行っても通用する仕事である。

そのように一般的に思われていると思います。
実際はどうでしょうか?

私が実際に介護現場で見て感じる事は、
「半々」だと思っています。

もちろん資格職という意味では、一般的な仕事と比べて
業務は固定化されており、新しい所でもそれを活かせる所は
多々あると思います。

ただ、実際には現場それぞれでやり方があり、
それは同じ会社内の異動であっても、前の現場の知識、スキルが
そのまま活かす事は出来ないシーンを多々見てきました。

例えば、何か現場で問題が発生した時に、「前の現場では●●」と
言った瞬間に、聞い手は内容の良し悪しに関わらず、
「ここは前の現場とは違う」と意見をシャットアウトされて
しまう光景がよくあります。

また、看護士が老人ホームを病院のようにしてしまう事も
アンラーンをせずに、今までの知識、経験に固執してしまう事から
生じると感じています。

結局どんなに専門性の高い仕事であれ、
アンラーンの姿勢が必要であるという事です。

もし、介護の仕事は専門性が高いので「手に職」的な考えを持っている
ようであれば、全てがそうではないと考えてもらった方が良いと
思います。介護の仕事だって常に新しく学ぶ姿勢が重要です。

逆に介護の仕事は誰にでも出来る専門性の低い仕事と
思っている方が居るのであれば、それも大きな間違いです。

専門性の高い介護職の仕事ぶりは、匠の技です。
そしてそういう介護職は常に学ぶ姿勢、向上心を持って
介護の仕事、高齢者に向き合っています。

ぜひ介護の仕事を目指す人は、専門性の高い介護職を目指しながら、
学び続ける姿勢を忘れないようにしてください。



ヘルパー・ケアマネ・生活相談員などの転職ならカイゴジョブ。介護職の求人案件が圧倒の30,000件。職種、地域、働き方から簡単検索