介護業界には異業界、異業種から転職している人も多く居る。
特に、サービス業やホテル業等はマインド等の相性がいい事から
転職してくる人はたくさん居ます。
異業種から介護業界に転職してきた場合に
良い点は2つあると思っている。
1つはわかりやすくその身につけたスキルを
そのまま活かす事が出来る事である。
介護業界にはデイ、グループホーム、老人ホームどの形態で
あろうとアクティビティ(レクリエーション)がある。
その時に活かしやすいのだ。
例えば、わかりやすい所で言えば、元料理人の人であれば
食事アクをしたりして自分の腕を披露したりしてすごく喜ばれる。
他にも元美容部員の方が、化粧をお客様にして差し上げたりして
喜ばれる光景も実際に見た事がある。
また仕事でなくても、学生時代に楽器をやっていた人が
それを皆さんに披露したり、大学のサークルでやっていた
大道芸を披露したり。
そこに居る高齢者にとって、皆さんは介護士であるとともに、
その分野の身近にいるプロとなり、皆さん自身にファンが出来たりして
働くやりがいになっている人もたくさん居る。
2つ目は、業界の常識に染まりすぎない
外の視点を持っている所である。
他業界でも同じだと思うが、介護業界も
どうしても業界の常識や、変なしきたりのようなものがある。
しかし、介護業界しか知らない人間や、経験が長い人間ほど、
そもそも何がおかしいのか、なぜおかしいのかが
わからなくなってしまうものだ。
そのような事をおかしいと、進言したりできるのは
いつも異業種経験者である。
そのため、この業界をお客様視点のより良い業界にしていくためには、
外から視点、新たな考え方を持っている人、
若くて変化に柔軟な人が本当に必要だと思っています。
もし、異業種で介護業界に転職するか悩まれている方が居れば、
活躍している人は大勢いますので、ぜひ勇気を出して
飛び込んできてほしいと思います!